けせらせら

なるようになる?

なんにもない

 

背中の裏で中指を立てる日々。小さい頃はどこか気恥ずかしくって言えなかった ありがとうございます とか ごめんなさい も今では口癖のようで、こんなことで大人になったんだなと思ってしまう、チキショー。今年で19、来年で20。還暦前のパートのババアをこき使った後、ひとつ年上のバイトの大学生が社員に怒鳴られてるのを横に、ひたすらと、無心で、パック詰されたサラダを並べていた。
何やってんだと後ろ指差される日々。うるせえわかってんだよ と、この際誰でもいいから言わせてください。お金ならこの前給料日だったからさ、ねえいい?いやこんなこと書いてる暇があるなら、やるべきことはやろうよ。でもそれって別にやらなくてもいいことで、そっかきっとそう。うんそれでさ、この前見たテレビの特番で、マツコが出てるやつ?それで美味しい担々麺が紹介されてて、あーこれ、ひとりごとみたいで恥ずかしいな。それで、土曜暇?なんて言えるわけもなくって。ごめんね。
夜中、家の横の公園を通り過ぎると、無性に懐かしくって涙。外で何してんだと可笑しくなって笑い、こんなことでも何故か大人になったんだなと思って、またまた涙。風邪でも引けば会いに来てくれるかな、どうかな。でも一時の感情で揺らぐような、そんなもんでして。時間は返せないけど、お金でなら返せるでしょう?嘘つきが言う根拠のない大丈夫大丈夫って、それでもさ、だったらさ。
あの人は週末、あいつに会う。いい人でいたいよな、自分。いい人で痛いよな、自分。どうでもいいけど、星はひとりで見るものじゃないって、そう思ったのさ。